高齢者のキッチンリフォーム

高齢者の住まいのキッチンリフォーム。リビングダイニングとつながったキッチンなので、リビングと色や材をあわせくつろげる空間にしました。レイアウトの大きな変更はおこなわず、使いなれた配置で負担のない動作しやすい機器類を選びました。
既存のキッチンの収納品を確認し(右下のラフスケッチ)、必要な物を選び使いこなせるキッチンとして考えました。

リビングの造作家具にあわせ、システムキッチンの扉はオーク材でウッドワンのスイージー。手の届く範囲で吊り戸棚はなし。システムキッチンのカップボードは、現場で天板や収納棚を造作し既存の間取りにあわせました。オープンな部分は、ワゴンタイプのような引き出さなくても使えるゴミ箱や一眼でわかる野菜置き場のバスケットワゴンを置きます。
コンロは使い方がわかりやすい三菱電機のらく楽IH。ボタンが大きく番号まで振ってある。(1電源→2入(着火)→3火力と順番に押していく)
レンジフードは自動ではなく今まで通りの自分でオンオフできるようにしましたが、スイッチを手の届く位置にする為にリモコンを加えています。

床は足にやさしいコルクです。
キッチンは考えさせられます。・・・